豊橋寒天ゼリーの歴史

豊橋寒天ゼリーの歴史

豊橋の特産銘菓である「ゼリー」とは、寒天の中に砂糖と水あめを混ぜて、様々な果汁や香料を加えてオブラートで巻き付けたり、砂糖をまぶしたりした一般的に寒天ゼリーと言われるもののことです。

この「ゼリー」は明治時代の後半、渥美半島(伊良湖岬で有名)にある愛知県田原市の鈴木菊次郎氏により、製造された水あめが原料の「翁飴(おきなあめ)」が原型と言われています。


夏場のお菓子として多くの人に愛好されてきた

水あめと寒天を混ぜて製造する「ゼリー」の製法をオブラートの開発者である鈴木菊次郎氏の手によって開発されて、カラフルな見た目と透き通るような涼しげな雰囲気、そして口にほおばったときの甘い柔らかな風味、さらに保存が長く効くことから夏場にピッタリなお菓子として多くの人に好まれました。


全国から全世界へ

その後、時代と共にお菓子の品質や嗜好なども研究・改良が重ねられていくうちに次第に全国に広がっていきました。現在では全国の総生産量の内80%以上が愛知県豊橋地区で生産され、名実ともに豊橋の特産銘菓として地位を築き上げました。

また、国内だけではなく広く海外にも輸出され、世界中の人々に好評を博しています。

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有限会社 小林製菓

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